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サミア        須和雪里

2009.01.22 *Thu
サミア (CITRUS NOVELS) (シトラスノベルズ)

もしかしたら今までに一番沢山読み返したかも知れない作品です。


例えばジュネ作品の愛情の形を一言で表現するとすれば
「アンバランス」と言えるんじゃないかと思います。

どちらかの気持ちが重すぎたり、深すぎたり・・。
だからこそ、アンハッピーエンドなお話が多かった。


BLは「対等」なのかなと思います。お互いの足りない所は
補い合って、良い所は尊重しあう。

だから、ありとあらゆるカップリングが存在するんだと思います。
例えどんなに立場が違っても自分達にはお互いが必要なんだ
という気持ち。


じゃあこの須和作品の愛情の形は?というと
「無償の愛」なんじゃないかと思うんです。


始めサミアが友則に抱いていた感情は「自分を殺してほしい」
という願いだったのですが、これは無限の孤独に耐えるためだけの
妄執です。

でも友則と触れ合ううちに「共に生きたい」という欲求が生まれます。

けれど、その不可能な願いは「友則だけは生きていて欲しい」に
変化します。友則が自分を殺す事が辛いなら、それすらしなくて
良い、と言います。

何千年も焦がれてきた希望さえ友則のために捨てようとします。


友則は、始めはただサミアが可愛そうで、なんとかしてやりたい、
自分がサミアを葬るなんて出来ない、と思いますが、サミアを孤独から
解放するために、自分の役目を果たそうとします。そして自分もサミアと
共に行こうとします。
相手からは何も受け取らない、自分の存在さえない事にしてもいいなんて
究極の愛情だなぁと思いました。


この本には入っていませんが、ツーペア~シリーズでは
青池亮×野崎熾竜と水落聡×堀田一実というカップルが
出てきます。熾竜はまるで母親のように亮を、
一実は子供のような無垢さで聡を受け止めています。

もちろんBLにもただ純粋に相手のことを想うお話は一杯あって
そういったお話を読むと私の中の須和さんメーターみたいな物が
きゅん、と反応する事があるんですよね~・・。


BLを読み始めた年に、この作品が新装版として、出版された事に
不思議な縁を感じました。


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恐ろしい勢いでBL本増殖中。
先日保育園児の次男に
「ママの絵本落ちてたよ」
と、BLコミックを手渡されました。

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