人魚姫と半魚人王子
2009.01.19 *Mon
BLのブックレビューをするつもりで開設したブログの初めての記事が
BLコミックじゃないところが何ともアレなんですが、
漫画読み人生の一番初めから読んでいる作家さんの久しぶりの新刊なので
取り上げてみました。
フラワーズで連載中のこの作品はシリーズ化されるらしく
コミックのタイトル頭に「お伽ファンタジ-1」と書かれてあります。
清原さんといえば、繊細で可愛らしい絵柄を裏切る、えっ!そんな方向に?と驚く展開、
笑えるセリフまわし、ちょっとエッチなストーリーがとても魅力的なんですが、この童話をモチーフにした
短編集のそれぞれのタイトルを見ただけでも清原節炸裂!といった感じです。
●金銀宝石姫とブリキ王子
●虫愛ずる姫vs花咲か王子
●ふたなり姫ととりかえばや王子
●ねむり姫と監禁王子
●人魚姫と半魚人王子
●カナリア姫とオウム王子
●かたずけられねーぜ姫とブラックホール王子 ●他二編
(最新作はバブル姫とロスジェネ王子だそうです)
●ふたなり姫ととりかえばや王子では、姫としても皇子としても愛され、
ひとりで姫皇子を産む事も可能な「完全体」と呼ばれる自分に疑問を持ち、
恋人探しをして「男でも女でもない」とりかえばや皇子と出会うお話。
姫だと思ってデートを申し込んで来た殿方に、役割交代して迫るところが可笑しくもあり
ちょっとかわいそうでもあり。
●虫愛ずる姫vs花咲か王子では、お互いの素性を知らず恋に落ちた二人が、虫愛ずる姫の自慢の庭で、
花咲か王子が虫を駆除した事から戦いに発展します(なぜに?)
花咲か王子「僕は世界中を花いっぱいにするのが使命。美しい花たちを傷める害虫どもを殲滅するためにサイボーグに改造された花咲か王子なのだ!」そうとうばかばかしい戦いが繰り広げられます。
テイストとしてはユギさんの「なぐり愛」シリーズ
●ねむり姫と監禁王子~人魚姫と半魚人王子~カナリア姫とオウム王子この三篇はそれぞれ雰囲気も違う話なんですけどラストで恋人二人が同一化してしまうんですね。
童話のテイストで書かれているからダークにはなっていないんですけど、これを読んで思い出したのが
この作品です。

これは読後感が真逆に分かれた作品でしたよね~。いろいろなレビューを読ませて頂きましたが概ね次の三種類だったのではないかと・・。
「感動して号泣した!」
「だ、ダークすぎる!」
「時系列などがわかりにくくお話に入り込めない」
清原さんは以前にも恋人同士が同化してしまうお話を描かれているんですが
今回のお話と同じく二人の愛を永遠に閉じ込めた美しいファンタジーとして描かれているんですね。
そのファンタジーに馴染んでいた私はこの『刺青の男』もすんなりファンタジーと捉えていたので、
ダークだった!という感想にすごく驚いたのでした。(時系列などは確かにわかりにくかったですが)
読んできた作品によって人それぞれベースが出来上がってるんだなぁと改めて思ったのでした。
CATEGRY : 一般マンガその他
COMMENT
ありがとうございました。
みっとさん、リンクありがとうございましたm(_)m あの、もしよろしければワタシのほうでもリンクさせていただいてもよろしいでしょうか?
よろしくお願いたします。
よろしくお願いたします。
2009/01/20(火) 21:37:10 | URL | 月読 #- [Edit]
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